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2004年 10月 14日
【海外時事】 国会代表質問 【Road to Deutschland】
米軍、イラク進攻前線では…IT“不発” 有力シンクタンクまとめ 10月14日2時51分 (産経新聞)
現実の戦場で課題残す
 【ワシントン=近藤豊和】米軍は昨年のイラク進攻で最先端の情報技術(IT)を駆使し、効率的な部隊展開を行ったとされたが、実際には、前線で十分にIT機能を活用することができなかった-。そうした米軍の実態を詳述した機密扱いの報告書が、米国防総省の委託で有力シンクタンク「ランド研究所」によってまとめられていたことが分かった。
 報告書は、国防総省が推進するトランスフォーメーション(軍の変革)が、現実の戦場では、期待通りの成果を上げていないことを指摘しており、同省も大きな検討課題を与えられた形となった。
 マサチューセッツ工科大が発行する専門誌「テクノロジー・レビュー」最新号で、デビット・タルボット氏は、ランド研究所の報告書を入手して「いかに、イラクで技術は失敗したか」という論文を発表した。
 同論文では例えば次のような事実が紹介されている。昨年四月二日に、バグダッドから南方約三十キロのユーフラテス川の橋梁(きようりよう)に進んだ米陸軍第三師団の部隊約千人の前線指揮官の証言によると、同橋梁に着いた時点でカタールとクウェートの司令部から対面するイラク軍の状況の情報が全く入らなくなった。
 三日未明になって、五千-一万人のイラク軍将兵と約三十両の戦車などが配置されていることが目視され、米軍側は当初なすすべもなく、イラク軍の猛攻に遭遇したという。
 イラクでの米軍の軍事行動では、偵察衛星や無人偵察機、通信傍受によって司令部が把握した戦場情報を前線のパソコンで全米軍将兵がネットワークの中で共有し、機能的な軍展開が予定されていた。
 しかし論文は、司令部と前線兵士らの間には「デジタル・ディバイド(情報格差)」が存在したことを指摘。例えば、戦車や装甲車内では、走行中はコンピューターによる情報受信ができず、いったん進攻を止めて、情報収集をせざるをえず、その間にイラク軍が迫ってきたケースもあった。
 また、通信帯域幅やソフトウエアの問題で、コンピューターが情報をダウンロードするのに、長時間が必要になったり、一度、前線のコンピューターがシステムダウンすると、十-十二時間もコンピューターが使用不能になることも度々あり、「情報の空白」が生まれたという。
 こうした経験から、米陸軍前線指揮官の一人は、「最先端のITは、イラクの前線の戦闘ではほとんど役に立たず、日ごろの戦闘訓練や性能の良い火器、軍用機による空からの攻撃支援が最も有効」と、従来の戦術の重要さを再認識するよう強調している。
■しかしまぁ、敵は意外なところに潜んでいたようですね。

世界最強の米軍の敵はイラク軍やフセインではなく味方のコンピューターだったとはw
でも、味方のコンピューターと戦いながらイラク軍と戦って勝てるとは、陸軍は海軍と海軍は陸軍と戦いながら片手間に超大国と戦争して負けた某国とはエラい違いですorz

>戦車や装甲車内では、走行中はコンピューターによる情報受信ができず、いったん進攻を止めて、情報収集
>通信帯域幅やソフトウエアの問題で、コンピューターが情報をダウンロードするのに、長時間が必要
>一度、前線のコンピューターがシステムダウンすると、十-十二時間もコンピューターが使用不能になることも度々


走行中の受信ができないって携帯を繋いだPC以下ですかw
しかも回線はナローバンドかよw
でもって、極めつけは復旧に半日かかるコンピューターってw

いや、もうこの部分に至っては皮肉としか思えません。

>米陸軍前線指揮官の一人は、「最先端のITは、イラクの前線の戦闘ではほとんど役に立たず、日ごろの戦闘訓練や性能の良い火器、軍用機による空からの攻撃支援が最も有効」と、従来の戦術の重要さを再認識するよう強調している。

まぁ、この教訓を元にもっと進化するんでしょうが、やっぱり人が戦争をやる限りはどれだけハイテク技術が発達しても最前線で最後に役に立つのは己の腕と銃って事ですかねぇ。
個人的にはもっと人間臭さ溢れる頃の戦記のほうが好きでして、どうもこの頃の戦争はハイテク兵器満載で実感がわかないんですがこう言うところには古き良き人間臭さを感じます。

ふと、インディペンデンスデイと言う米帝マンセー映画で宇宙人にハイテク技術のすべてを破壊された米軍が世界各国の残存した軍隊と反攻作戦の連絡を取るのにモールス信号を使っていたのを思い出しました。

ちなみに私の時計はアナログですw
イラク軍の訓練要員、年内派遣=選挙に向け治安確保で協力-NATO 10月14日7時1分 (時事通信)
 【ブリュッセル13日時事】ルーマニアのポイアナブラショフで開かれている北大西洋条約機構(NATO)非公式国防相会議は13日、NATOによるイラク軍の訓練を早期に実施するため、教官や警護部隊を年内にイラク入りさせる方針で合意した。
 来年1月に予定されるイラク議会選挙を前に同国軍の増強を支援するもの
で、選挙に向けて最大の課題となる治安確保で一定の効果が期待できる。
■NATOはイラク復興に協力する体制のようですね、さて我が国は?

衆院代表質問始まる 自・民、「安保」隔たり 10月14日2時51分 (産経新聞)
イラク/岡田氏「過ち…謝罪を」、首相「決議違反12年」
対テロ/鳩山氏「米追従ばかり」、首相「国際法に合致」
 小泉純一郎首相の所信表明演説に対する各党代表質問が十三日、衆院で始まった。
 民主党の岡田克也代表は日歯連から自民党旧橋本派へのヤミ献金事件について「リクルート事件を超える問題だ。首相は自民党総裁として説明責任を果たすよう説得する意思があるのか」と述べ、橋本龍太郎元首相や村岡兼造元官房長官らの証人喚問を要求。小泉首相は「政治家たるものは、他人から言われるまでもなく、自らの問題についてきちっと説明するのが重要だ。国会の証言は国会で決める事柄で各党各派で十分議論していただきたい」と応じた。
 首相は、岡田氏が郵政民営化について「重要だが日本が直面する問題の一つにすぎない」と指摘すると「構造改革、行財政改革、経済活性化の点から極めて重要だ」と反論した。
 十三日の衆院代表質問では、小泉純一郎首相と民主党の岡田克也代表らが、イラク問題や在日米軍再編問題など対米姿勢を中心に外交・安保政策で真っ向から対立する見解を述べ合う形となり、二大政党化の流れの中で自民、民主両党の間に基本政策で大きな隔たりがあることが改めて浮き彫りになった。
 最大の対立点は、イラク戦争への日本政府の支持だった。
 「あなたはあまりにも軽率だった。数多くの命を奪った戦争を支持したのは重大な過ちだとはっきり認め、国民とイラク国民に謝罪すべきだ」
 岡田氏は米調査団が開戦時に大量破壊兵器はなかったと報告したことを踏まえ、首相がイラク戦争を支持したことを最大級の表現で非難した。
 これに対し、首相は「イラクは十二年間にわたって国連安保理決議に違反し続け、国際社会が与えた平和的解決の機会を生かそうとしなかった」と述べ、大量破壊兵器の有無にかかわらず政府の判断は正しかったと強調した。
 米国のブッシュ政権の対テロ戦争への取り組みでも対照的な見解が平行線をたどった。岡田氏はブッシュ政権を「単独行動主義を強調し、先制攻撃を正当化しているが、国連憲章の理念に反する」と指摘。鳩山由紀夫氏も「日米関係は外交の基軸だがブッシュ政権の先制攻撃論を支持するのとは異なる」として小泉外交を「米国に付き従うばかりの外交」と批判。
 首相は「米政府は同盟国と協議して取り組んでいる。国連憲章など国際法に合致して行動している」と応じ、「日米同盟強化でブッシュ大統領と一致している。国益に合致する」と、民主党とは百八十度異なる対米観を表明した。
 在日米軍再編でも、民主党が「屈辱的な運用を許す日米地位協定」(鳩山氏)の改定を要求すると、首相は「運用改善で機敏に対応するのが合理的だ」と突っぱねた。岡田氏は米軍再編の具体的構想もただしたが、首相は具体的な答弁を避け、政府内の具体的姿勢が定まっていないことも改めて示された。
■まぁ、首相の言うイラクの国連安保理決議違反を無視し続けたのが問題なんですが、それよりもジャスコ岡田の

>あなたはあまりにも軽率だった。数多くの命を奪った戦争を支持したのは重大な過ちだとはっきり認め、国民とイラク国民に謝罪すべきだ

国民に謝れと言うのはまだ分からないでもないですが、なぜイラク国民に・・・?

さすがジャスコ、謝罪も大安売りですかw

日本、W杯最終予選に進出…オマーンを1―0で下す 10月14日2時0分 (読売新聞)
 【マスカット(オマーン)=川島健司】サッカーの2006年ドイツワールドカップ(W杯)アジア1次予選第3組のオマーン―日本戦は13日、マスカットで行われ、日本が鈴木隆行(鹿島)のゴールで、オマーンを1―0で下し、来年のアジア最終予選進出を決めた。

 32チームが参加した1次予選は、4チームずつ8組に分かれてのリーグ戦を実施し、各組1位が最終予選へと進出する。

 日本が5連勝で勝ち点を15に伸ばしたのに対し、3勝2敗のオマーンは勝ち点9のままとなり、11月17日の最終戦を待たずに日本の3組1位が確定した。

 来年2月から始まるアジア最終予選は、4チームずつ2組に分かれて行われ、両組の1、2位がW杯本大会への出場権を獲得。3位同士によるプレーオフの勝者が、北中米カリブ海予選4位チームとW杯出場権をかけて対戦する。
サッカーW杯予選・日本、1次予選突破
サッカーW杯予選・日本、1次予選突破
日本-オマーン、後半、鈴木(左)が先制のヘディングシュートを決める。
日本は1-0でオマーンを下し1次予選突破を決めた
(13日、オマーンのスルタン・カブース競技場)(時事通信社)02時02分更新
「Road to Deutschland」
オマーン撃破!ドイツが見えてきましたw

by bosc_1945 | 2004-10-14 00:00 | 国内時事問題


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