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2005年 09月 24日
【paintbox】 第78回「バカの壁・再」66 【所謂ビョーキ】
第78回「バカの壁・再」66
~話を聞けないアスペルガー~

防衛庁が、イラク撤収を検討開始 2005/09/24 11:46:59 AM (paintboxさん)
ですが、私は書きます。何のために自衛隊はイラクに行ったのか、どういう意味があったのか、成果はあったのか。

サマワでは、水道も復旧したそうです。学校や病院の建設も進んだそうです。でも、これだけのことなら、イラク人を日本に呼んできて技術指導をして、建設機械を送れば、イラク人が自分でやれたことです。反撃武器もロクに所持できない自衛隊員が、外国の軍隊に守られながら、やらなければいけないようなことではありません。前原誠司民主党新代表のこちらの意見にもそう書かれています。

そもそも、イラクに自衛隊を派遣する前に、どうして小泉政権はブッシュの独善的な一国覇権主義(ユニ・ラテラリズム)に乗ってしまったのか?ドイツ・フランス・ロシアが反対しているのに、米国・英国だけでイラク戦に突入してしまったのか?突入の際に、イラクは大量破壊兵器を持っている、という根拠さえ、証拠の一つも出てきていない。米英日だけで、イラクの石油利権を独占しようとしても、うまくいくはずがない、ソマリアで米国は失敗しただろう、と、どうして小泉政権はブッシュを説得できなかったのか?

国際協調の枠組み=国連主導で、むしろイラクに派兵する部隊の中心を、イラン、サウジアラビアなどの隣接アラブ国に任せてしまう方が、遙かに良い結果(米英日が石油利権を握るという意味で)を得ただろうと私は思います。日本は、これら周辺国も含めて、後方支援に徹する方が、遙かに、国際的信用も、米国の信用も、中国の信用も得ただろう、そして、安保理常任理事国入りのストーリーも見えていただろうと思います。

結局、国連分担金を引き下げるとしか言えない状態(私は、こうすべきだと思いますが)になり、国際的信用も、中国の信用も失いました。日本の対米忠誠感は米国人も認めていますが、米国にとって役立つ国はどこか、という観点では、米国人はもう、金魚のフンの日本よりも、是々非々ではっきりものを言う中国をとるでしょうね。
■またビョーキの彼が何か言っています。

まぁこんな無駄なことを毎日毎日しかも3つも長々と書く暇があったらまじめに働けと。
ビョーキになって働けませんでは家族を養うことはできません、家族を養えないと言うことは家族を持つ資格はないと言うことです。
家族を養えないというのは十分離婚の原因となり得ますからね。

彼の日記を見ていると株で一攫千金を狙っているのかもしれませんが彼にそんな才能があるとは到底思えないのは私だけでしょうかね?
そしてそんな泡銭は身に付きません、やっぱり額に汗して働いて事お金の大事さが分かろうというものです。
で、本題。

>サマワでは、水道も復旧したそうです。学校や病院の建設も進んだそうです。でも、これだけのことなら、イラク人を日本に呼んできて技術指導をして、建設機械を送れば、イラク人が自分でやれたことです。反撃武器もロクに所持できない自衛隊員が、外国の軍隊に守られながら、やらなければいけないようなことではありません。前原誠司民主党新代表のこちらの意見にもそう書かれています。

とりあえず彼が論拠にしている「前原誠司民主党新代表のこちらの意見」を見てみますと
2004年(平成16年)11月29日(月)毎日新聞・朝刊(前原誠司ホームページより)
また、自衛隊が現在行っている最大の活動は給水だが、草の根無償資金協力でサマワを含むムサンナ県に5基の浄水施設が供与され、自衛隊員が行ってきた活動を地元に引き継ぐ環境も整った。
今がイラクから自衛隊を撤退させる千載一遇のタイミングだ。「選挙前に撤退すれば日本としての使命を果たせない」という意見は、単なる精神論に過ぎない。
■前原氏が言っているのは自衛隊の仕事は終わった、だから撤退させろであって、ビョーキの彼が言っている自衛隊のやる仕事などない、だから撤退させろではないわけですね。
で、彼の主張の一番の問題点

>反撃武器もロクに所持できない自衛隊員

これは彼の主張で一貫している点で以前も

>イラクに派遣されている陸上自衛隊の方は、戦闘部隊の方ではなくて施設部隊の方であるというお話しを伺っています。大砲や戦車を持って行ってテロリストと戦うわけではなくて、あくまで水道の確保を任務として派遣されているわけです。仮に派遣が延長されるとしても、日本の現行法では、1月に予定されるイラク選挙の警備を担当することすらできないのです。
>派遣される隊員の方にマイクが向けられると日本の国益のためにというような声が帰ってきますが、内実はなぜ攻撃を受けた場合の自己防衛の手段も持たずに遠地に連れて行かれなければならないのか、と不安に思っていらっしゃる方もいるというようなお話しも伺いました。自衛隊員の方にもご家族がいらっしゃいます。自衛隊派遣延長に気軽に賛成される方は、万一のことがあったときに、任務だから当然だろ、とか、命令に従うのが当然だろ、とか、おっしゃるのでしょうか?だったら、自衛隊員でなくて、おまえが行けばいいだろ、と申し上げたい。

(自衛隊のイラク派遣について)

こう主張して数々の人につっこまれた経緯があります。
以前書いたことなので詳しくは書きませんが、そもそも派遣隊員の大半は警備の普通科-歩兵-です。
そして車両としては高機動車、軽機関銃を積んだ軽装甲機動車、重機関銃や擲弾銃を積んだ装輪装甲車、携帯火器としては拳銃、自動小銃、無反動砲、携帯対戦車弾まで持ち込んでいます。
確かに重砲や戦車は持ち込んでいませんがそこら辺のゲリラ相手ならば十分通用する火器を持ち込んでいます。
「反撃武器もロクに所持できない」とは笑止千万です、彼にとっての反撃武器とはいったい何なんでしょうか?

と、以前も突っ込まれていたのにまた書くとは彼が如何に人の話を聞いていない、聞いていても理解できていない証拠ですね。
そんな彼が国会議員に俺の話を聞けとメールを送りつける、まさしく喜劇です。

by bosc_1945 | 2005-09-24 00:00 | 「バカの壁」シリーズ


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