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2005年 04月 05日
【ぼたんの花】 第49回「バカの壁・再」37 【劣化ウラン】
第49回「バカの壁・再」37(その1)

「悪魔の証明」編

Re[4]:主張以前に気になるんですよ(04/02) 2005.04.04 18:49:01 (ぼたんの花さん)
某S氏さん
>おやおや「日本の劣化ウランが米国の劣化ウラン弾に使用されている」という妄想はどうなったんですか?
>早く「日本の劣化ウランが米国の劣化ウラン弾に使用されている」証拠だしてください。
-----

ほんとにバカだ。

自分で言っただろう、証拠を出すのは君だよ。

だいたい知識がないから、同じことの繰り返しでしか
攻めることができない。

使われていないと証明する必要があるのは、小泉&君だよ。
■いきなり意味不明ですね。

>自分で言っただろう、証拠を出すのは君だよ。

私がいつ何を言ったのか全く書いてありません。


>使われていないと証明する必要があるのは、小泉&君だよ。

いきなり悪魔の証明ですよ。
それを突っ込まれて
Re[6]:主張以前に気になるんですよ(04/02) 2005.04.04 22:24:47 (ぼたんの花さん)
通りすがりの白い猫さん
(略)
>-----
>悪魔の証明って知ってます?
-----
自分の都合が悪くなると悪魔の証明?

ピレネーさんが、”無い”って書いたのに証明しろってこれどういうこと?

だから張子の寅の知識だと言うのよ。


この件に関しては、無い事の証明はできるわよ。
というより、日本の劣化ウランが使われていない、というならどこかにそれが”ある”のよ。


よーく考えよね。

だから”ある”証明を小泉&某氏がすればいいわけ。

そこに気がつかず、削除されても移転してまで保存する。。。

だいたい”著作権”と”ソース”で、一年持たす?
とにかくその場限りの知識の詰め込みだから持たないのよね某氏は。
■とまた意味不明です。

>ピレネーさんが、”無い”って書いたのに証明しろってこれどういうこと?
>だから張子の寅の知識だと言うのよ。


張り子の虎の知識はどっちですかね。
悪魔の証明(フリー百科事典『ウィキペディア』)
悪魔の証明(あくまのしょうめい)とは、モノ・行為の存在を巡って、「あること」に比較して「ないこと」を証明することが極めて困難であることを比喩する言葉である。鬼の証明ともいう。もっとも、物事の有無とは無関係に、単に証明が極めて困難であること又は不可能であることの比喩として用いる場合もある。

一般的な用法
「あることの証明」は、証拠を一例でも提示すれば一瞬で完了する容易なことだが、その反面、「ないことの証明」は調査範囲が限定されたケースを除き立証は事実上不可能である。なぜならば、この世の全ての存在・可能性・森羅万象などを完全に調査しなければならないからである。

そのため、公平の見地から証明責任は「ある」と主張する側が負うことになっており、存在を証明できなければ無いものと見なされその主張は排斥される。

もしそうでなければ、いかなる荒唐無稽な主張でも好き勝手に言いつのる事ができるのに対し、否定する側が「そうではないこと」を証明しなければならないという不公平な重荷を背負うからである。しかし、現実の論争の場では、必ずしもこのことが了解されているわけではない。

(後略)
■さて

>悪魔の証明(あくまのしょうめい)とは、モノ・行為の存在を巡って、「あること」に比較して「ないこと」を証明することが極めて困難であることを比喩する言葉である。

と書かれていますね。
では彼女の言葉が正しいかのように見えますが「一般的な用法」の部分にはこう書かれています。

>「あることの証明」は、証拠を一例でも提示すれば一瞬で完了する容易なことだが、その反面、「ないことの証明」は調査範囲が限定されたケースを除き立証は事実上不可能である。
>なぜならば、この世の全ての存在・可能性・森羅万象などを完全に調査しなければならないからである。


と。

>「ないことの証明」は調査範囲が限定されたケースを除き立証は事実上不可能である。
>なぜならば、この世の全ての存在・可能性・森羅万象などを完全に調査しなければならないからである。


つまり「調査範囲が限定されたケースであれば「ないことの証明」は可能である」と言うことです。
なぜなら、この世の全ての存在・可能性・森羅万象などを完全に調査しなければならない訳ではないからですね。

で、ピレネーの発言は

>但し、これを現段階ではIAEAも吸入の危険は認めていても、体への害は認めていません。
>こういったケースの場合、やはりデータに基づく、検証が最重要なのでは??


この記述でしたね。
それに対して私が

>IAEAやWHOの調査がデータに基づく検証ではないということですな?
>具体的な証明をどうぞ。
>IAEAやWHOが劣化ウランについて人体に影響はないという調査結果を出しているのにそれがデータに基づく検証ではないとは驚きですね。


と言ったわけです。
彼の「IAEAとWHOは劣化ウラン弾に関し、現地でのデータの収集と検証はしていない。」と言う主張に対して「じゃ、それを証明してください、しかしデータに基づく検証ではないとは驚きですね。」と言ってるだけなのですから。

それに対してピレネーは

>それとIAEAがデータを取っていないとは、一言も書いていない。
>勝手な推測でカキコするな。

>でも細かく言うと
>IAEA自身は調査してないかもよ~。^^
某S氏君へ

同一の書き込みですら支離滅裂だったわけです。
まぁ詳しくは「偉大なる空に輝く左翼の星にして、神速果敢の用兵で百戦百勝不敗の鋼鉄の霊将、左翼思想を掲げる我らが民族の希望の星にして左翼の敬愛を一身に集め、栄光溢れる革命の担い手なる世界に冠たる我らが左翼の領導者、親愛なる将軍様・・・もとい、サスケット隊長」の日記「小倉先生の勝利を予想するブログ」をご覧下さい。

で、ようやく前回

>IAEAとWHOは劣化ウラン弾に関し、現地でのデータの収集と検証はしていない。

と言うコメントに落ち着いたわけです。

今回の悪魔の証明については彼の一言が全てを物語っているわけです。

>IAEAとWHOは劣化ウラン弾に関し、現地でのデータの収集と検証はしていない。

この中で彼は「劣化ウラン弾に関し、現地でのデータの収集と検証はしていない」のは「IAEAとWHO」の二つの国際機関に「範囲が限定」しています。
しかも対象となるのは-彼の言うことが正しければ-

>IAEAの資料(現地報告書)は、IAEA内のサイトにある。
>総数は、153ページ以上だ。
>UNEPの資料(現地報告書)は、UNEP内のサイトにある。
>総数は、74ページだ。


とのことですから、とりあえずIAEAについては僅か153ページの中から「劣化ウラン弾に関し、現地でのデータの収集と検証はしていない」という証明をすればいいのです。

まず根本的に調査範囲が限定されているので悪魔の証明ではないということですね。


「劣化ウラン」編


>この件に関しては、無い事の証明はできるわよ。
>というより、日本の劣化ウランが使われていない、というならどこかにそれが”ある”のよ。


これはつまり「日本の劣化ウランがアメリカへ渡っていないのなら日本のどこかに日本の劣化ウランがある」という意味ですか?

ええ、ありますよ。

そもそも、劣化ウランは「核燃料物質、核原料物質、原子炉及び放射線の定義に関する政令」により核燃料物質として扱われています。

これはなぜかと言えば「原子力基本法」第三条には各語の定義が規定されていて、そのうち「核燃料物質」は第二項に「『核燃料物質』とは、ウラン、トリウム等原子核分裂の過程において高エネルギーを放出する物質であつて、政令で定めるものをいう。」とあり別途政令で定めるとなっています。
その政令は前述の「核燃料物質、核原料物質、原子炉及び放射線の定義に関する政令」ですが、これの第一条第二項には「ウラン235のウラン238に対する比率が天然の混合率に達しないウラン及びその化合物」を核燃料物質と言うという規定があり、この「ウラン235のウラン238に対する比率が天然の混合率に達しないウラン及びその化合物=劣化ウラン」を指します。

日本では「劣化ウラン=核燃料物質」と規定されているという事を頭に叩き込んで下さい。
ちなみに劣化ウラン弾を生産・使用している米国では劣化ウランは天然ウランとともに原料物質に分類されています。
これは環境保護法の10CFRpart40によって核燃料以外の特定の製品または機器への利用を法律で認めているからだそうです。

で、「第1回「バカの壁」」で提示した「劣化ウランとその利用 (04-02-01-11)」には「1999年末の世界の濃縮工場における劣化ウラン貯蔵量、貯蔵形態および管理計画」の図表があります。

劣化ウラン貯蔵量および管理計画
劣化ウランとその利用 (04-02-01-11)より)


この図を読み取ると
・日本は10,000tUを貯蔵している。
・将来的にU酸化物に転換する施設を建設する予定。

となります。
何故貯蔵しているのかと言えば前述のように日本では「劣化ウラン=核燃料物質」と規定されていて高速増殖炉の燃料の親物質として使用できるからですね。

もっと言えば上の図からは米国の劣化ウラン貯蔵量が480,000tUであることも判りますが、どう考えても米国では余りまくってますね。

なぜ日本の48倍余ってる米国が日本の劣化ウランを欲するのでしょうか。
日本が劣化ウラン弾を使用していて米国から買い取ってるというのならまだ理解できないでもないですがね。

さて、以上のことから日本国内で発生した劣化ウランがアメリカに供与された事実はありませんし原子力基本法等の法律上絶対出来ません。

しかし、関西電力株式会社が米国USEC社に委託したウラン濃縮に伴い発生した劣化ウランを米国USEC社に無償譲渡した事実はあります。

これは平成十三年六月十四日に提出された「関西電力によるアメリカへの劣化ウランの無償譲渡に関する質問主意書」に書かれていますが北川議員の質問を要約するとこの様になります。

1,関電が劣化ウランをいらないからと言ってアメリカUSEC社に無償提供したのは、将来の核燃料と位置づける政府の見解と矛盾し、原子力基本法に背反するのではないか。

2,日本のウラン濃縮をした工場の劣化ウランから米軍の劣化ウラン弾が製造されているから関西電力が無償譲渡した劣化ウランが兵器の材料として使用されている可能性は否定できない。
したがって、関西電力によるアメリカへの劣化ウランの譲渡は、原子力基本法第二条に定める基本方針「原子力の研究、開発及び利用は、平和の目的に限る」規定に反し、先に述べた政府の武器輸出三原則および憲法の平和原則にも背反するのではないか。

まぁ反政府系お得意の「~の可能性は否定できない」単なる推測か仮定にすぎないという点はこの際置いておいておきましょう。
さて、政府の回答はと言うと

1について
海外の事業者に委託して行うウラン濃縮に伴い発生する劣化ウランの所有権を受託者に移転することについては、原子力基本法等にこれを禁止する規定は存在しない。

2について
御指摘のロイター社の報道に係る事実関係について、米国USEC社からは、関西電力株式会社から委託されたウラン濃縮に伴い発生した劣化ウランを劣化ウラン弾の製造のために使用したことはない旨の説明を得ている。
衆議院議員北川れん子君提出関西電力によるアメリカへの劣化ウランの無償譲渡に関する質問に対する答弁書より)

まぁ、ハッキリ言ってしまえば

1,原子力基本法等に海外の事業者に委託して行うウラン濃縮に伴い発生する劣化ウランの供与を禁止する規定は存在しない。
2,米国に委託したウラン濃縮に伴い発生した劣化ウランは米軍の劣化ウラン弾の中に含まれていない


と言うことですね。

と言うことは

>日本の核燃料の劣化ウランもアメリカの企業に委託していて、劣化ウラン弾の中には、日本のそれも含まれているのではないか、(記事がありましたがその記事を探しましたがみつかりません。)
とある日記

と言う主張をしても

米国USEC社は、関西電力株式会社から委託されたウラン濃縮に伴い発生した劣化ウランを劣化ウラン弾の製造のために使用したことはないと日本政府に説明しています。
と否定されるんですがね。

まぁ、これが彼女のソースだとしてある反原発市民団体の思いつきを真に受けた反政府系バカ議員の質問主意書その質問主意書の元になったある反原発市民団体の思いつき程度をソースに日記を書くのがリテラシー不足なんですがね。

まとめますと

・国内行われるウラン濃縮に伴い発生する劣化ウランは日本で貯蔵されている。
・この劣化ウランを海外へ移転した事実はありませんし、原子力基本法等の法律上絶対出来ません。

・関電が米国USEC社に委託したウラン濃縮に伴い発生した劣化ウランを米国USEC社に無償譲渡した事実はある。
・しかし、海外の事業者に委託して行うウラン濃縮に伴い発生する劣化ウランの所有権を受託者に移転する-委託会社に無償で供与したり譲渡する-ことについては原子力基本法等にこれを禁止する規定は存在しない。
・関電から米国USEC社に無償譲渡された劣化ウランについては関電から委託されたウラン濃縮に伴い発生した劣化ウランを劣化ウラン弾の製造のために使用したことはない旨の説明を行っている。

と言うことですね。
もし、この劣化ウランが劣化ウラン弾に使われたと主張したいのであれば使われていないとする政府答弁を否定するだけの証拠を提示しなければなんの意味もありません。

で、とりあえず貴方が「日本の核燃料の劣化ウランもアメリカの企業に委託していて、劣化ウラン弾の中には、日本のそれも含まれているのではないか」と主張するソース・根拠・証拠をだしてください。
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by bosc_1945 | 2005-04-05 00:00 | 「バカの壁」シリーズ


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