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2004年 01月 21日
遠い異国のもののふを思う。
イラク派遣

イラク・自衛隊派遣 隊員9人出発 涙をこらえる家族も 小松基地 /石川

 「立派に任務を果して来て」「自衛隊のイラク派遣に抗議する」――。航空自衛隊小松基地で、イラクに派遣される9人の隊員たちを見送る行事が行われた20日、派遣を巡って国論が2分されている現状を示すように賛否の声が交差した。
 小松基地で派遣隊員を見送る家族の中には、幼い子を抱いて涙をこらえる若い女性の姿も。隊員が乗った輸送機が飛び立った時には、日の丸を振る人の姿も見られた。
 見送りに来ていた美川町の竹内信孝町長は「イラク派遣は賛成、反対の声があるが、重大な任務に頭が下がる。全員無事に帰ってきてほしい」と話した。 【中藤時昭】(毎日新聞)
[1月21日19時31分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040121-00000001-mai-l17



イラクに赴かれている自衛官の皆様、ご家族の皆様本当にご苦労様です。
まず某S氏は一国民として自衛官の皆様に心より感謝と敬意の念を捧げ、ご家族の皆様のご苦労に対し心より感謝致します。

小泉総理は「使命感に燃えてイラクに赴くという決意を固めている自衛隊員を誠に心強く、誇りに思うとともに、 危険を伴う困難な任務に赴こうとしている自衛隊員に対して多くの国民が、敬意と感謝の念を持って送り出して欲しい」と述べられましたが某S氏も全くもって同感です。
「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえる」という宣誓をされ今まさに国家の代表として日本の為に遠く異国の地で活動なさっている自衛官の方々を某S氏は誇りに思います。

某S氏は「自衛隊のイラク復興支援への派遣」は賛成ですが、現法制下での派遣には不安を持っています。
まずもって、現行法では隊員の防護に100%の自信を持ち得ない事が理由です。
1月19日の産経1面の「安全保障新時代~イラクへ~」にはこういう記事がありました。

引用開始

「実弾を込める時期は別示する」
防衛庁陸上幕僚監部がイラク派遣部隊に発した命令書にはそう書かれている。隊員の行動基準を示したもので、武器に実弾を装填する場合には改めて指示する-という意味だ。
これまでの国連平和維持活動(PKO)に適用されてきた基準が踏襲されており、政府が「危険の存在」を認めているにもかかわらず、イラクでも武器・弾薬庫など一部任務を除き、駐屯地の警備でさえ、実弾を装填するには改めて指示が必要になる。
爆弾を積んだテロリストの車が、自衛隊駐屯地に猛スピードでつっこんできた場合は-。
「止まれ」。まず警備に当たる隊員が制止を命じる。それでも止まらない場合には、部隊行動基準(ROE)に従って威嚇射撃。
だが、その時点では実弾は装填されていない。無線機で直属の上司である班長に「実弾を込めていいですか」と連絡。班長は「ちょっと待て。今、小隊長に許可を得る」。小隊長から中隊長、派遣隊長と指示を求める無線連絡が続いたあと、逆の順番で実弾装填の命令が警備の隊員に届く。
その間、最短でも4~5分。とっくに爆弾を積んだ駐屯地に突っ込んでいる???。

引用終了

まさしく悪夢の想定です。
実戦を想定していない「軍隊」の最大の弱点はこの様な無意味な官僚統制である事は言うまでもありません。
我が同盟国軍たる米軍並みとは言いませんが、せめて世界標準にして送り出したいと思うのは某S氏だけではないはずです。
しかし、某S氏が一番面妖に思うのは「今の法律では自衛隊員の生命が守れない、だから法改正して送り出せ!」と言う派遣反対論を聞かない事です。

ですから声高に主張します「今の法律では自衛隊員の生命が守れない、だから法改正してイラクへ送り出せ!」と。


自衛隊法施行規則
第三章「隊員」
第三節「服務の宣誓」
第三十九条「一般の服務の宣誓」
 隊員となつた者は、次の宣誓文を記載した宣誓書に署名押印して服務の宣誓を行わなければならない。
(後略)

 宣 誓
私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います。


以上多事某論でした。
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by bosc_1945 | 2004-01-21 00:00 | 自衛隊・イラク関連


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