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2005年 03月 08日
【サマーワ情勢】 権限引き継ぎ式典粛々と 【英霊に黙祷】
英軍、イラク治安維持引き継ぐ=撤収オランダ軍から-陸自活動のサマワで式典 3月8日1時1分 (時事通信)
 【サマワ7日時事】陸上自衛隊が活動するイラク南部ムサンナ州サマワで7日午後(日本時間同日夜)、撤収するオランダ軍から英軍に同州の治安維持任務が引き継がれた。
 サマワのオランダ軍宿営地「キャンプスミッティ」で式典が行われ、オランダ軍司令官フィリッツ・ファン・ドーレン中佐から英軍司令官ティモシー・ウィルソン中佐に治安維持権限が移管された。式典には陸自中部方面隊(総監部兵庫県伊丹市)を主力とする第5次派遣部隊指揮官の太田清彦一等陸佐も出席した。
サマワの安定、犠牲の上に=死亡オランダ兵に黙とう-引き継ぎ式で陸自隊員 3月8日7時1分 (時事通信)
 【サマワ8日時事】陸上自衛隊の活動地域イラク南部サマワのオランダ軍宿営地で7日行われた同軍から英軍への治安維持権の引き継ぎ式で、オランダ、英国、日本の3カ国の「兵士」が黙とうをささげ、サマワで治安維持任務中に犠牲になったオランダ兵の冥福を祈った。日本政府が「比較的安定している」と繰り返すサマワの治安は、こうした犠牲の上に成り立っている。
 オランダの国旗を降ろす前に、離任のあいさつに立ったオランダ軍司令官のフィリッツ・ファン・ドーレン中佐は「亡くなった兵士の冥福を祈りたい」と静かに告げた。強風で砂じんが舞う中、サイレンが鳴り響き、オランダ、英軍とともに、陸自5次隊指揮官の太田清彦一等陸佐や業務支援隊長の岩村公史一等陸佐ら出席した自衛官約20人も黙とうをささげた。
【サマーワ情勢】 権限引き継ぎ式典粛々と 【英霊に黙祷】_b0062429_1132482.jpg
イラク派遣・サマワに翻る英国旗
宿営地「キャンプスミッティ」に掲げられたイギリスの国旗(右)とイラクの国旗。
陸上自衛隊が活動するイラク南部ムサンナ州サマワで、
撤収するオランダ軍から英軍に同州の治安維持任務が引き継がれた(7日)
(時事通信社)09時29分更新


【サマーワ情勢】 権限引き継ぎ式典粛々と 【英霊に黙祷】_b0062429_11321861.jpg
イラク派遣・治安維持任務の引継ぎ
治安維持任務の引き継ぎ式で、オランダ軍兵士(右)に国旗を返し、握手する英軍兵士(左)。
英軍司令部によると、サマワに駐留する英軍は600~650人という(7日、イラク南部サマワ)
(時事通信社)09時29分更新


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イラク派遣・敬礼する陸自隊員
オランダ軍から英軍への治安維持任務の引き継ぎ式で、
オランダの国旗に敬礼する第5次陸自派遣部隊員(左奥)。
治安維持任務中に犠牲になった2人のオランダ兵に黙とうをささげた(7日、イラク南部サマワ)
(時事通信社)09時29分更新

■オランダの中の人、お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。

オランダ兵の英霊に黙祷(-人-)...

さて、これから自衛隊の警護を担当するオーストラリアの中の報道の人から耳の痛い質問が飛んできたようです。
「他国軍隊になぜ警護頼る」サマワ自衛隊に豪記者質問 3月8日10時53分 (読売新聞)
 【サマワ(イラク南部)=飯塚恵子】「日本の自衛隊は軍隊なのに、なぜ他国の軍隊に警護を頼るのか」――陸上自衛隊が活動するイラク南部・サマワで7日行われた英軍、オランダ軍、自衛隊の共同記者会見で、オーストラリアのメディアが、太田清彦・第5次イラク復興派遣支援群長に率直な質問を浴びせた。 

 同国テレビの報道番組「60分」の記者たちは、取材申請の手続きが遅れて陸自から取材をいったん拒否されたこともあり、不信感でいっぱいの様子。リチャード・カールトン記者は「我々の軍隊が自衛隊を守るためにはるばるイラクまで来るのに、オーストラリア国民に活動内容を公開しないのはおかしい」とカンカン。太田群長は「方針は東京で決定され、私には権限がない」と答えるのが精いっぱいだった。

 オーストラリアは、オランダ軍の撤退に伴い、近く450人の部隊をイラク南部に増派し、英軍と共に自衛隊の警護などを担当する。

 トルコのメディアからは「自衛隊がいるサマワは、今はリトルトウキョウのような華やかだと聞いていたが、ビル一つ自衛隊が建てたものはない。何をやっているのか」との質問も飛んだ。

 自衛隊によるイラク復興への貢献ぶりや、法的制約で治安維持を担当できないといった事情は、海外メディアにまだ十分には伝わっていないようだ。
■ん~と

>日本の自衛隊は軍隊なのに、なぜ他国の軍隊に警護を頼るのか
>我々の軍隊が自衛隊を守るためにはるばるイラクまで来るのに、オーストラリア国民に活動内容を公開しないのはおかしい


ちょっとオーストラリアの中の報道の人が勘違いしてるのは英豪連合軍が護るのはサマーワの治安であって自衛隊ではないと言うことですね。
自衛隊自身の警護は自衛隊でやっているわけです。
自衛隊は復興支援、英豪軍は治安維持いう棲み分けですね。

しかしまぁ、サマーワの治安を維持すると言うことは間接的に自衛隊の安全も維持すると言うことですし、役割分担とは言え同じ軍隊なのに何でオマエんところは治安維持しねえんだと言われれば耳が痛い訳で・・・orz

まぁしかし、世界各国から見れば「軍隊が軍隊に護られる」ってのは非常識なんでしょうな・・・orz
かつて「日本の常識は世界の非常識、世界の常識は日本の非常識」と言ったのは誰だったか忘れましたがまさに日本の常識が問われているわけです。

それにしても

>トルコのメディアからは「自衛隊がいるサマワは、今はリトルトウキョウのような華やかだと聞いていたが、ビル一つ自衛隊が建てたものはない。何をやっているのか」との質問も飛んだ。

何ですかリトルトウキョウってw
誰ですかそんなデマを流したのはw

by bosc_1945 | 2005-03-08 02:00 | 自衛隊・イラク関連


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