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2004年 01月 01日
劣化ウランに関する資料
参考資料(一次資料)
Depleted Uranium and the IAEAIAEA.org
 →劣化ウランに関するIAEA(国際原子力機関)の特集記事。

 ・Frequently Asked Questions(IAEA.org)
  →劣化ウランに関する良くあるQ&A。

Depleted Uranium in Kuwait(IAEA.org)
  →2002年2月に行われた湾岸戦争時に使用された劣化ウラン弾に関するIAEAの調査結果。
  
Post Conflict Assessment UnitUNEP
 →UNEP(国連環境計画)によるコソボ紛争後の劣化ウラン弾による環境汚染の査定。

UNEP RECOMMENDS STUDIES OF DEPLETED URANIUM IN IRAQ(UNEP)
 →2003年4月7日、UNEPによるイラクにおける劣化ウランの研究を勧告する声名

鳥島における劣化ウラン弾誤使用に係る環境調査について財団法人日本分析センター日本の環境放射能と放射線

米軍鳥島射爆撃場における劣化ウラン含有弾誤使用問題に係る環境調査の結果について(平成14年11月)(文部科学省防災環境対策室)


参考資料(二次資料・日本語訳・英語対訳)
劣化ウラン:原因、被曝および健康への影響 ――概要―― TriNary
 →WHO(世界保健機関)が2001年に発表した劣化ウランに関する調査報告 "Depleted Uranium: Sources, Exposure and Health Effects" 中の "Executive summary" を日本語訳したもの。
  ⇒英語対訳版あり。

劣化ウランに関するWHO概況報告書第257号 "Depleted uranium" (TriNary)
 →WHOが2003年1月に発表した劣化ウランに関する概況報告書 "Depleted uranium" を日本語訳したもの。
  ⇒英語対訳付きあり。

劣化ウラン概況報告書 国連環境計画 2003年9月(TriNary)
 →UNEPが2003年9月に発表した劣化ウランに関する概況報告書 "Depleted Uranium Fact Sheet" を日本語訳したもの。
  ⇒英語対訳付きあり。

劣化ウランに関するよく尋ねられる質問在日米国大使館
 →劣化ウランに関する良くあるQ&A(IAEA)の在日米国大使館による仮翻訳版。


参考資料(その他)
海外ニュース - UNEP ボスニア・ヘルツェゴビナにおける劣化ウラン汚染の予防措置を求める(EICネット)

IPSHU 研究報告シリーズ 研究報告No.29「武力紛争における劣化ウラン兵器の使用」(広島大学平和科学研究センター)

市民のための環境学ガイド 時事編

劣化ウラン弾問題を考える(日本大学専任講師・放射線防護学 野口邦和)

劣化ウラン弾をめぐる随想 ~核兵器か、化学兵器か?~(林智)

<劣化ウラン><劣化ウラン弾>(青葉山軍事図書館・軍事大事典)
<劣化ウラン>:DU(Depleted Uranium)と略す。
原発の燃料として、ウラン235を3-5%とした低濃縮ウランを製造するが、この際にウラン238が大量に余る。これがDUで、天然ウランの6割の放射能を有する。主要放出放射線はアルファ線で、身体に吸収された際に問題となる。
通常6フッ化ウランの形でガスボンベに貯蔵される。空気中の水分と触れるとフッ化水素が生じるので、管理には注意とコストが必要である。

参考:月刊グランドパワー5,’04、月刊PANZER11,’00


<劣化ウラン弾>:DU(Depleted Uranium)弾と略す。
希少金属のタングステンに比べて安いのが一番のメリットといわれるが、不純物が混入すると脆くなり、加工中の取り扱いも厳重な注意が必要で、弾丸の価格はかえって高い。安さよりも資源の豊富さが有利なのかもしれない。

タングステンに比べ密度が高く、セルフ・シャープニング能力を持つが、装甲板に衝突した際の剪断力などへの抗力は劣るため、複合装甲やリアクティブアーマーに対してはもろい可能性がある。
また、弾体速度が毎秒1700mを超えると、均質装甲に対する貫徹力もタングステン合金と変わらなくなる。装甲貫徹時に生じる細かい破片が自然発火するため、貫徹後の破壊力は高い。

アメリカ、ロシア、イギリス、フランスなどが所有している。アメリカの120mm劣化ウランAPFSDS-T弾M829E3は1発55万円を目標に開発中、ドイツの120mmタングステンAPFSDS-T弾DM53が1発34万円で採用、アメリカ陸軍の25mmタングステンAPDS弾M791が24ドル、劣化ウランM919が108ドル、ということを考えるとやはり価格は有利でない。
威力の面では、フランスの120mm劣化ウランAPFSDS弾OFL120F2が射程2000mで貫徹力640mm、タングステン弾OFL120F1が560mm、M791が射程1200mでBMP1の側面装甲貫徹、M919がBMP1の側面を貫徹し、反対側の装甲も撃ち抜いて車外に飛び出る、ということなので、やはり劣化ウラン弾の方が強力なのだろう。
弾丸として加工した後の放射線量は極めて微量であるが、集中射撃され、命中後に細かい破片となって大量に飛び散った破片には人体・環境汚染が予想される。
国連が現在影響について調査中。

参考:月刊グランドパワー5,’04、8,’04、月刊軍事研究8,’04、月刊PANZER11,’00

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by bosc_1945 | 2004-01-01 02:00 | 「バカの壁」シリーズ


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