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2005年 02月 12日
【ピレネー山脈】 第33回「バカの壁・再」24 【ソース出せ?】
第33回「バカの壁・再」24

劣化ウラン弾によるイラクでの被害の早急な調査を! 2005/2/8 (ピレネー山脈)
劣化ウラン弾の危険のひとつに低放射能線による被害を
指摘する方々も少なくありません。
塵状となる劣化ウランを口から吸入する危険性が
あるのです。

但し、これを現段階ではIAEAも吸入の危険は
認めていても、体への害は認めていません。

こういったケースの場合、やはりデータに基づく、
検証が最重要なのでは??


国際連合環境計画 (UNEP) は、イラクにて先のイラク戦争で使用された劣化ウラン弾のイラクにてデータを取ることを
求めています。
(後略)
■さて、当方BBSでは大いに盛り上がっているようですが日々ネタに困っている私としては「助かったぞ!これで日記のネタができた!」と言ったとか言わないとかw

さて、冗談はさておきこの日記から全ては始まった訳ですね。

キーポイントは

>但し、これを現段階ではIAEAも吸入の危険は認めていても、体への害は認めていません。
>こういったケースの場合、やはりデータに基づく、検証が最重要なのでは??


この部分ですね。
この部分を普通の日本語読解力で読めば

「現段階ではデータに基づく検証をしていない為にIAEAも吸入の危険は認めていても、体への害は認めていません。」

となるはずです。
ちなみに彼はこの記述に対し

>>「現段階ではデータに基づく検証をしていない為にIAEAも吸入の危険は認めていても、体への害は認めていません。」
>ボケた突っ込みありがとう。
>日記を書いた立場からすれば、
>とてもありがたいポイントの指摘だね。
(2005/02/09 11:15 PM)

と、この解釈を否定しないどころか「とてもありがたいポイントの指摘」とさえ言っています。
つまり彼は「IAEAやWHOの調査がデータに基づく検証ではない」と主張しているいうことになります。

そうであるならば「IAEAやWHOの調査がデータに基づく検証ではないと言う具体的な証明をどうぞ」と言っているのです。

所が、かれは「IAEAの原文を出せ!ソース出せソース!」と言うのですが一体何のソースなのでしょうか?

つーか、そもそも君に質問しているのは私ですよ?

あ?素人改さんの翻訳をIAEAの報告書と勘違いしてた件ですか?
その件は間違いを認めて訂正して謝罪していますが?
まさか、相手のミスを徹底的について話をはぐらかそうといういつもの戦法ですか?
ぼたんの花の掲示板で初登場以来何も変わっていませんね、この人は。

さて、彼が私の質問に対し回答らしい回答をしたのは一回こっきり。
某S氏君へ 2005/02/13 12:08 PM (ピレネー山脈)
(前略)
君が出せないので、IAEAの基本的なスタンスが
下記に記されているよ。
それとIAEAがデータを取っていないとは、
一言も書いていない。
勝手な推測でカキコするな。
まずこちらに
質問したら私の回答を確認したから再質問しろや。

でも細かく言うと
IAEA自身は調査してないかもよ~。^^

今度は、ちゃんと読んでくれや。

http://www.iaea.org/NewsCenter/Features/DU/faq_depleted_uranium.shtml#q6
(後略)
■全く意味不明ですね。
まず彼は

>君が出せないので

と言いますが、なぜ「IAEAやWHOの調査がデータに基づく検証ではないと言う具体的な証明をどうぞ」と彼に要求している私がIAEAの文書を出さないといけないんでしょうね?
で、

>それとIAEAがデータを取っていないとは、
>一言も書いていない。
>勝手な推測でカキコするな。


と言いますが

>但し、これを現段階ではIAEAも吸入の危険は認めていても、体への害は認めていません。
>こういったケースの場合、やはりデータに基づく、検証が最重要なのでは??


この記述は「現段階ではデータに基づく検証をしていない為にIAEAも吸入の危険は認めていても、体への害は認めていません。」と読むのが普通の日本語力だと思うのですが、どう読めば彼の主張になるんでしょうか?
しかも「IAEAがデータを取っていないとは、一言も書いていない。」と書いた直後にも係わらず

>でも細かく言うとIAEA自身は調査してないかもよ~。^^

と言い出します。
・・・(゚Д゚ )ハァ?

気を取り直して、彼が提示したアドレスを覗いてみましょう。
(IAEA.org)
What do Studies of People Exposed to DU Show?

・The most detailed ongoing study on the health effects of DU exposure is of 33 friendly fire veterans of the Gulf War, most of whom have embedded DU shrapnel in their bodies that cannot be removed. To date none has developed any abnormalities due to uranium chemical toxicity or radio toxicity, despite showing greatly increased levels of uranium in their urine. However, it is generally accepted that more comprehensive studies on long-term health effects are needed.

・United Nation's Environment Programme (UNEP) studies in 2001 (Kosovo), 2002 (Serbia and Montenegro) and 2003 (Bosnia and Herzegovina) - to which IAEA experts contributed - found it was highly unlikely that a reported increase in the risk of cancer in the Balkan regions could be associated with the residues of DU munitions used there during the war in the mid-1990s. It found the probability of significant exposure to local population was very low.

・The IAEA remains vigilant on issues of public safety from radiation exposure. It is actively involved in assessing any possible radiological effects from DU residues.

・The Agency recently completed a study of the radiological conditions in Kuwait concerning residues of DU munitions used during the 1990 Gulf War. A report is expected to be released in coming months.
■当然の事ながら英語ですねw
残念ながら私の英語力は皆様に翻訳をお見せできるほどのレベルではありませんので在日米国大使館が翻訳しているものを提示しましょう。
劣化ウランに関するよく尋ねられる質問 (在日米国大使館)
劣化ウランに被ばくした人々に関する調査の結果は

・劣化ウラン被ばくの健康への影響に関して現在行われている最も詳細な調査は、湾岸戦争当時味方からの誤射を受けた33人の復員兵に関するものである。これら復員兵の大半が、その体内に、除去不可能な劣化ウランの破片が残されている。今までのところ、尿に含まれるウランのレベルが大きく増加しているにもかかわらず、1人としてウランの化学的毒性または放射能毒性により異常をきたした復員兵はいない。しかし、健康への影響に関しては、長期にわたる、より包括的な調査が必要であることが一般的な認識である。

・国連環境計画(UNEP)が2001年(コソボ)と2002年(セルビアとモンテネグロ)および2003年(ボスニアとヘルツゴビナ)に行なったIAEA専門家も参加した調査によると、1990年代中ごろに行われた戦争で使われた劣化ウラン弾の残留物が、報道されているバルカン地域でのがんの発生リスクの増加と関係している可能性は非常に低いことが分かった。この調査では、この地域の住民が多大に被ばくした可能性は極めて低いとしている。

国際原子力機関(IAEA)の役割は

・IAEAは、放射線被ばくに対する一般市民の安全に関する問題に絶えず気を配り続けている。IAEAは、劣化ウラン残留物による放射線の影響の可能性に関する評価に積極的に参加している。
・IAEAは最近、1990年の湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾の残留物に関して、クウェートにおける放射線事情の調査を完了した。この報告書は、数カ月以内に発表される予定である。
■・・・で、具体的にどの部分が「データに基づく、検証が最重要なのでは??」と疑わせる部分なのでしょうか?

しかし、この人はやる事や主張がぼたんの花とそっくりですね。

ソースを提示しただけでは反論とは言えませんね。
ソースを元にした主張というのは、例えば「Aという資料のBという部分にCと書いてあるから私の主張はDです。」と言えて初めて「ソースを元にした主張」と言えるんですね。

で、おまけに

>IAEAは最近、1990年の湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾の残留物に関して、クウェートにおける放射線事情の調査を完了した。

とあるその報告書のタイトルはズバリ「Depleted Uranium in Kuwait」なんですが、その報告書のに関するスタッフレポートの冒頭にはこう書いてあります。

An IAEA investigation in Kuwait has found that depleted uranium (DU) from munitions used in the 1991 Gulf War does not pose a radiological hazard to the people of Kuwait.


参考資料
Depleted Uranium and the IAEA(IAEA.org)
 →劣化ウランに関するIAEAの特集記事。
 
 ・Depleted Uranium in Kuwait(IAEA.org)
  →2002年2月に行われた湾岸戦争時に使用された劣化ウラン弾に関する調査結果。
  
 ・Frequently Asked Questions(IAEA.org)
  →劣化ウランに関する良くあるQ&A。
  
  ・劣化ウランに関するよく尋ねられる質問(在日米大使館)
   →上記Q&Aの在日米大使館による仮翻訳

劣化ウランに関するWHO概況報告書第257号 "Depleted uranium" (TriNary)
 →世界保健機構(WHO)が2003年1月に発表した劣化ウランに関する概況報告書 "Depleted uranium" を日本語訳したもの。

Post Conflict Assessment Unit(UNEP)
 →UNEP(国連環境計画)によるコソボ紛争後の劣化ウラン弾による環境汚染の査定。

名宰相「真の姿」に光 英・チャーチル博物館公開 関連資料170点展示 2月12日2時50分 (産経新聞)
 【ロンドン=蔭山実】第二次大戦当時に英国を率いた名宰相、ウィンストン・チャーチル元首相(一八七四-一九六五)の愛用品や関連資料を集めた「チャーチル博物館」の一般公開が十一日、始まった。博物館では「政治家だけでなく作家や軍人でもあった元首相の人生を知る貴重な展示になっている」としており、年間三十二万人以上の来館を見込んでいる。
 博物館は約八百五十平方メートルで六百万ポンドをかけてロンドン官庁街の地下にあった「戦時内閣執務室」を増改築し、十年がかりで約百七十点の展示品を集めた。そのほとんどが未公開で、愛用の葉巻や衣類、自作の絵画から、大戦中の公文書や写真まで幅広い。
 チャーチル元首相は、いまも「偉大な英国人」のトップに挙げられる人物。
ナチス・ドイツへの関心がいまだに高い英国では、ナチスと戦い、勝利した元首相の功績は国民の誇りにもなっている。特に大戦中にラジオ放送で国民の士気を高めたことはよく知られ、名言も数多く残した。
 だが、大戦中の業績が強調されるあまり、それ以外の歴史に関する著作や絵画の才能、戦後の冷戦時代にも政治家として国際社会で果たした役割は過小評価されてきたとの声が強かった。
 今年は元首相が亡くなってちょうど四十年。その節目に元首相の真の姿を知ってもらおうというのが博物館新設の狙いだ。博物館では膨大な数の映像フィルムやパソコンを使って元首相の人生をたどることもできる。
 ブッシュ米大統領は昨年、テロとの戦いとの関連で、ナチスと戦ったチャーチル元首相をたたえたことがあった。その際、イラク戦争で協力したブレア英首相の決断に「チャーチル元首相の魂をみるようだ」と語った。
 ブレア首相は英国内では「楽天家」と評されることがあるが、チャーチル元首相もそうだったといわれる。元首相は保守党、ブレア首相は労働党とはいえ、元首相の精神は現在に通じるところがあり、博物館への興味も高まりそうだ。
■チャーチル博物館ですか、機会があれば行ってみたいですねぇ。
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by bosc_1945 | 2005-02-12 00:00 | 「バカの壁」シリーズ


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