当ブログは第二保管庫のためレスポンスは極端に遅いです。
トラックバックやコメントは本家の方にお願いします。
2005年 01月 12日
おまけ 「日本のぉぉぉぉ!鑑識技術はぁぁぁぁ!世界一ぃぃぃぃ!!!」
津波被災地に鑑識36年の技、警視庁OBが活躍 1月12日12時49分 (読売新聞)
 【クラビ(タイ南部)=河村武志】インド洋津波で被災したタイの遺体安置所で、鑑識一筋36年の経歴を持つ警視庁OBが、日本の鑑識チームの一員として活躍している。タイ国家警察の士官学校で教べんを執る戸島国雄さん(64)だ。

 警視庁時代に培った独特な指紋採取による遺体の身元判別法を、他国の鑑識チームも取り入れるなど、その高い技術力で貢献している。


 戸島さんは、警視庁鑑識課を定年退職後の2002年4月に、国際協力機構(JICA)のシニアボランティアとして、以前出向したことのあるタイ国家警察に赴任した。現在は科学捜査部鑑識班に配属され、バンコクの士官学校教官として鑑識捜査の指導にあたっている。

 津波発生直後、生徒20人とともにカオラックの安置所に派遣されて身元不明遺体の確認に携わり、8日からは日本鑑識チームに合流した。

 主な役割は指紋採取。腐敗が進んで膨張した遺体は指先が大きく変形し、そのままでは指紋採取は困難だ。戸島さんは、遺体から指の皮を丁寧に削り取って自分の指にかぶせ、印鑑のようにインクを付けて紙に押し当てる方法で、確実に採取を進めている。警視庁時代、水死体の身元確認などに使っていた手法だ。

 現地でともに活動しているカナダやオランダなど欧米の鑑識チームは、戸島さんのアドバイスを受け、同じ方法を取り入れ始めた。タイ警察の教え子たちも、各地の遺体安置所で戸島さんの教えを実践している。

 採取した指紋はデータベース化される。タイでは15歳以上の国民の指紋は登録されており、これと突き合わせることで、身元判別の重要な手掛かりになっている。


 戸島さんは、群馬・御巣鷹山で520人が犠牲となった1985年8月の日航ジャンボ機墜落事故でも、遺体搬送にあたった。今回、1000体以上の遺体を相手に黙々と作業を続けるうち、「やはり猛暑の中、おびただしい遺体を目の当たりにしたあの時の光景がよみがえってくる」という。

 日航機事故の時は、散乱する遺体を前に、一時はぼうぜんと立ち尽くしたが、「一刻も早く遺族と対面を」という一心で約1か月間、休まず作業にあたった。

 「遺族の嘆き、悲しみはタイ人も日本人も変わらない。御巣鷹の経験も生かし、遺体を残らず遺族の元に帰せるよう全力を尽くす」と力を込める。安置所の作業が終わるまで、戸島さんは現地にとどまる決意だ。
■日本の警察は優秀だと聞いていましたが、まさかこんな分野でも活躍しているとは驚きですね。
「この人は誰なのか?」「何故死んだのか?」を調べるというのであれば、確かに遺体の死因や身元を判明させる過程は災害時でも犯罪捜査でもそう違いはないのかもしれませんね。

しかも、欧米の鑑識チームにまでアドバイスし欧米側が取り入れるとは「日本のぉぉぉぉ!鑑識技術はぁぁぁぁ!世界一ぃぃぃぃ!!!」と言うことでしょうかw

鑑識一筋36年、犯罪者の痕跡と戦い続けた現役時代を追えて、余生は教官として東南アジア諸国の鑑識技術の向上に当たる。
何だがいろんな意味で頭が下がります<(_ _)>

身につけた技術の他にも職人魂みたいなものを後輩に伝えて欲しいですね。

JICAシニアボランティア、(*^ー゚)b グッジョブです!!
[PR]

by bosc_1945 | 2005-01-12 01:00 | 災害関連


<< 【田英夫】 自衛隊海外派兵断固...      【縮小版】 戦争と災害と選民 ... >>