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2004年 11月 14日
【裏の裏は表?】 財務省案は亡国案 【マニュアル作成へ】
対北制裁、政府も検討 外相、早期発動には慎重 11月15日3時1分 (産経新聞)
 町村信孝外相は十四日のNHK討論番組で、北朝鮮に対する経済制裁について「自民党がすでにシミュレーションをしているが、政府でも内部作業としていろいろな検討はしている」と、発動を想定し政府が内々に検討を進めていることを説明した。
(中略)
 また、台湾の李登輝前総統が訪日を希望した場合の対応について、「一民間人としてどういう目的で来日するか伺うが、前総統という理由で却下することはない」と述べ、李氏から査証(ビザ)の申請があれば受け入れる意向を示した。
■まぁ当然のことながら対北制裁のシミュレーションはしていたと。
で、今回特に注目してほしいのは

>台湾の李登輝前総統が訪日を希望した場合の対応について、「一民間人としてどういう目的で来日するか伺うが、前総統という理由で却下することはない」と述べ、李氏から査証(ビザ)の申請があれば受け入れる意向を示した。

これにはこういう布石があるんですね。

台湾観光客ビザ免除 愛知万博に誘致 政府方針3月から
>この問題をめぐっては、小泉純一郎首相が九月、愛知万博への外国人観光客数を増やす政策の一環として、台湾観光客の査証免除の検討を指示。石原伸晃国土交通相(当時)が韓国に加え台湾の観光客についても「ビザを免除すべきではないか」と指摘し、麻生太郎総務相と中川昭一経済産業相が賛同していた。
>法改正が実現すれば、観光目的での来日を希望している台湾前総統の李登輝氏の入国もスムーズになるとみられる。李登輝氏は九月下旬に訪日したいとの意向を示していたが、十二月に台湾の立法委員選挙(総選挙)が予定されていることから「選挙運動に利用される可能性がある」(外務省筋)などを理由に年内の査証発給が見送られていた。


■台湾からの観光客をダシに李登輝氏の入国を認めようなんざ、日本政府にしちゃぁ上手いやり方ですw
しかしまぁいつもの事とはいえ何だかんだと理由を付けて認めない害務省中共の狗の売国っぷりには驚かされますねw

中国2009年優位に 台湾、ミサイル防衛急務 軍事バランス政府分析 11月14日2時37分 (産経新聞)
 台湾海峡をはさむ中国と台湾の軍事力比較について、日本政府部内で「二〇〇九年になれば軍事バランスは逆転する」との極秘分析が行われていたことが分かった。政府関係者が十三日に明らかにした。中国海軍の原子力潜水艦が日本領海を侵犯するなど、日本近海でも中国軍の動きが活発になっている中、中国が近い将来、質的にも台湾より優位に立つとの分析は日本での安全保障論議にも影響を与えそうだ。
 政府関係者によると、分析は防衛庁で行われ、このほど首相官邸にも報告された。分析は中国が台湾独立を阻止するため台湾に武力行使した場合を想定したもので、中国が保有する核戦力の使用は考慮に入れていない。
 平成十六年版防衛白書は「中国の軍事力の近代化は急速に進んでおり、近い将来にも台湾の質的優位に大きな変化を生じさせる可能性もある」と予測する一方、海、空軍力については「中国が量的には圧倒しているが、質では台湾が優位」と評価した。このため分析は中国がいつ制空権、制海権の優位性を確保するかに焦点を絞っている。
 制空権については、台湾は仏製ミラージュ、米国製F16の計約二百機を保有、中国はロシア戦闘機スホイ27、スホイ30の導入を進めた結果、二百機程度に達し台湾に近い華南地方に集中配備しているとし、「〇九年ごろには中国は航空優勢を確保する」とみている。
 制海権の分野では、中国は超音速対艦ミサイルを運用可能な杭州(ソブレメンヌイ)級ミサイル駆逐艦二隻と静粛性に優れるキロ級四隻をそれぞれロシアから導入、潜水艦六十九隻(台湾は四隻)を保有しており、「台湾が米国からイージス艦を導入しても〇七年には中国が台湾より有利になる」と分析している。
 陸軍兵力では、中国が約百七十万人と約二十万人の台湾を圧倒するものの、中国は上陸作戦能力に限界があり、弾道ミサイルの充実で、台湾への威圧を増すことを狙う。東風15や東風11などを五百基以上台湾対岸に配備し、さらに今後数年で増加するとされている。
 台湾は、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の配備で対抗しているが、分析は「今度はイージス艦の配備がないとミサイル防衛を効果的にできない」と指摘、シミュレーション結果に基づいて「中国は五波約十時間に及ぶミサイル攻撃で台湾に壊滅的な打撃を与える」と判断している。
 台湾でも「スホイ戦闘機には対処できても弾道ミサイルで空港などが破壊されては太刀打ちできない」(軍関係者)とされ、ミサイル防衛の強化が急務となっており、米国からのPAC3購入問題は、十二月の立法委員(国会議員に相当)選の争点ともなっている。
 装備の急拡充を進める中国の動きは日本政府の警戒感も強めそうだ。
■文字数の関係で省いた(再掲載に伴い復活させました)内容を簡単にまとめると

平成十六年版防衛白書では
・中国の軍事力の近代化は急速に進んでおり、近い将来にも台湾の質的優位に大きな変化を生じさせる可能性もある。
・海、空軍力は中国が量的には圧倒しているが、質では台湾が優位。

このため今回の分析は中国がいつ制空権、制海権の優位性を確保するかに焦点を絞っている。

空軍
・09年ごろには中国は航空優勢を確保する

海軍
・台湾が米国からイージス艦を導入しても07年には中国が台湾より有利になる

陸軍
・兵力的には中国が台湾を圧倒するが、中国は上陸作戦能力に限界がある。

弾道弾
・中国は五波約十時間に及ぶ弾道弾攻撃で台湾に壊滅的な打撃を与える。
・台湾側も「スホイ戦闘機には対処できても弾道ミサイルで空港などが破壊されては太刀打ちできない」としている。

おやおや、これで我が国が防衛費を削る理由がますますなくなりましたね。
この表

我が国周辺国の兵力の現状


を見れば分かる様に我が周辺国の現状は決して予断を許しません。
中国が我が国からのODAを受けつつ猛烈なピッチで軍拡を押し進めている現在の状況を考えれば、今この時期に我が国が兵力を削減する事が我が国の平和と安定だけではなく亜細亜の平和と安定を崩壊させかねません。
防衛庁も昨今の財政事情から防衛費削減は不可避と見て、防衛庁案を出していますが財務省案と比較してみましょう。

新防衛大綱、防衛庁案と財務省案の比較


様々な現状を考えれば、財務省案は亡国案と言っても過言ではありません。

では、なぜ亡国案なのか。

我が国の防衛力は「基盤的防衛力構想」と言う構想に基づいて整備されています。
これは「所要兵力論」と呼ばれる「敵の戦力に対抗するために必要な分の兵力を整備する」という考えの対局をなすもので、簡単にまとめると

・所要兵力論
ある仮想敵の戦力に合わせて我が国の防衛力を決める。
仮想敵が軍拡や軍縮すれば我が国も仮想敵国の戦力動向に合わせて防衛力の算定を変える。

・基盤的防衛力構想
仮想敵の戦力如何にかかわらず、我が国にとって「独立国として必要最小限」の防衛力の基盤を築く。
仮想敵が軍拡しよう軍縮しようが我が国の「独立国として必要最小限」の防衛力は変わらない。

となります。

冷戦が終わりソ連の軍事的脅威が消滅したとしても、我が国は元から仮想敵の戦力に応じた「所要兵力論」で防衛力整備を行っている訳ではありませんから、仮想敵の弱体化に合わせて我が方も戦力を-西方シフトへ兵力転換を行う必要はあるが-削減する道理は存在しないわけです。

それどころか、我が国は最初から「独立国としての必要最小限の防衛力」しか整備していないため、ここで財務省案の通り大幅な軍縮を行うと独立国としての防衛力の最低ライン-まさに防衛庁の言うところの「基盤的防衛力」-すら割り込んでしまいかねません。

また、財務省案では陸自の57駐屯地が廃止になるそうで新たに山梨、岐阜、富山、福井、和歌山、岡山、島根、愛媛の8県がゼロになり、もともとない奈良、徳島を加え10県が「空白県」となる事により迅速な災害派遣にも影響が出かねません。

ですから、私は財務省案は亡国案と表現する訳です。

ということで、財務省工作員-軍曹的表現を使えば「シナのアカいディックをしゃぶるしか能のないアカの手先のおフェラ豚」-には悪いですが、結論は「今は防衛費を大幅に削る時期ではない」となります。

表は両方とも防衛予算大幅削減にちょっとまったぁ!より

領海侵犯前から対応…政府、迅速発令マニュアル作成 11月14日9時53分 (読売新聞)
 政府は13日、中国海軍所属の原子力潜水艦による領海侵犯事件で初動の対応が遅かった反省を踏まえ、潜水艦の領海侵犯に対応する政府部内のマニュアルを作成する方針を固めた。

 領海侵犯前から、内閣官房と防衛庁などの間で連絡、分析を行い、侵犯があれば直ちに海上警備行動発令の承認を首相に求める規定を盛り込む方向で検討している。

(後略)
■まぁ、亀の歩みかも知れませんがこうして着々と普通の国になっていくのでした。
そういえば、あの中共ポンコツ原潜領海侵犯の第一報は米軍だったそうで、記事によれば米軍偵察衛星が中共の原潜を発見し動向を探っていた所「SOSUS」音響監視システムに引っかかった模様。
中共のポンコツ原潜とはいえ潜水艦は潜水艦な訳でよく発見できたもんだと感心しますね。
まぁ海底を忍び足で歩く海自の潜水艦相手に日夜訓練に励んでいる対潜水艦戦部隊の荒鷲にとっては、海底を銅鑼を鳴らして進む中共の原潜など発見して当然かも知れませんがw

他にはこういう事もあった様で、様々な面で日米同盟は健在だと安心しました。

しかし、休暇を利用して12時間かけて車で現地に向かうのも凄いですが、たった3人でハンバーガー500個とホットドッグ400個って・・・(汗)
さすが海兵隊員としか言いようがありません、ブートキャンプ-新兵訓練所-で叩き込まれる海兵隊員の心得の一つに「Do the right thing(正しき事を行え)」と言うものがあるそうです。
これもまたその精神の表れですね。
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by bosc_1945 | 2004-11-14 00:00 | 国防・安保問題


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