祝!開戦記念日w
「日本が攻撃」今年も削除 米の真珠湾犠牲者追悼布告 12月8日15時44分 (産経新聞)
【ワシントン=近藤豊和】太平洋戦争の始まりとなったハワイ・真珠湾攻撃(一九四一年十二月七日、日本時間八日)について、ブッシュ米大統領が犠牲者を追悼するため発表した布告文書から、昨年に続いて今年も日本の国名が文書から削除された。
イラクなどでの日本の貢献や、両国間の同盟関係を重視したことへの配慮とみられる。ホワイトハウスは正式な説明をしていないが、日本国名を削除する形式が定着したものといえる。
米大統領は毎年十二月七日に、真珠湾攻撃記念日の布告文書を発表する。二〇〇二年までは「日本帝国の事前通告のない攻撃で二千四百人以上の米兵が死亡した」などと明記していたが、昨年は「事前通告なく真珠湾で攻撃があり」とだけ記され、初めて日本の国名が削除された。
今年は「事前通告なく」の部分もなくなり、米国で根強く残る真珠湾攻撃の不意打ちへの批判的表現も消えた。昨年と同様、文書内容に日本の国名は全く出ていない。
■と言うことで、日本人ならこの話題は外せませんね。
しかしまぁさすがヤンキー、分かりやすいと言えば分かりやすいですねw
領海侵犯の中国原潜、直前にグアムへ 米軍牽制、訓練か 12/07 08:46 (朝日新聞)
政府が11月に海上警備行動を発動して追跡した中国海軍の漢(ハン)級原子力潜水艦が、日本領海に入る前に米海軍の重要拠点であるグアム島の周囲を一周していたと、日本政府関係者が6日明らかにした。中国原潜のこのような行動が判明したのは初めて。政府は今回の原潜の航行目的は、「台湾有事」の際に米海軍の動きを原潜で牽制(けんせい)する軍事作戦の訓練だった可能性が高いと分析している。
政府関係者によると、原潜は10月中旬、母港である中国海軍北海艦隊潜水艦基地がある青島・姜哥荘(チアンコーチョワン)を出港し、浮上と潜行を繰り返しながら航行した。米軍と自衛隊、海上保安庁は哨戒機や偵察衛星によって、帰港までの30日間余りに及ぶ行程のほとんどを追跡した、という。
政府がまとめた原潜の行動記録によると、原潜は青島を出港した後、東シナ海を南下し、10月下旬には沖縄本島と宮古島の間を通って太平洋に抜けた。そのまま南東に向かい、11月初めにグアム島近海に到達。同島に距離150キロまで接近して周囲を一周したという。
その後、原潜は北西方向に戻って再び日本近海に接近。10日に石垣島付近で日本の領海を侵犯した。その後は東シナ海を北上し、16日に姜哥荘基地に帰港した。
自衛隊は領海侵犯の数日前から対潜哨戒機P3Cなどで追跡していた。
中国の軍事当局は95年から96年にかけての台湾海峡危機の際に、米空母の介入によって軍事行動が抑え込まれた経験から、台湾東側の太平洋海域に素早く潜水艦部隊を展開する必要性を認識したとされる。日本列島から南西諸島、台湾を結ぶラインを「第1列島線」、小笠原諸島からマリアナ諸島にかけてを「第2列島線」と呼び、その間で潜水艦の自由航行に必要な海底・海水のデータ収集や航行訓練を活発に行ってきた。
しかし、日本政府関係者によると、今回のように第2列島線を越えたことは一度もなかったという。
政府関係者はグアム島を一周するなど、今回の原潜の行動は非常に挑発的で、中国海軍の作戦準備が新たな段階に入った可能性がある」「と指摘する。今後、太平洋海域で、中国と日米との間で海軍力の競合がより強まることも予想される。
一方、原潜が領海侵犯する前に、海上保安庁が中国国旗を掲げて浮上航行する潜水艦の撮影に成功していたことも明らかになった。しかし、その後、原潜は潜航。領海侵犯時は潜航したままだった。
写真撮影後に政府は海上警備行動を発令したが、潜水艦については「国籍不明」と述べるにとどめていた。潜航していたことなどから、国籍の特定には慎重を期したとみられる。
<グアムの米軍基地> 中国や北朝鮮などに対応するため、米軍はグアムの軍事拠点としての位置づけを高めている。第7艦隊の前方配備の拠点として、原子力潜水艦の追加配備が検討されており、キティホークに次ぐ2隻目の空母を配備する計画もある。世界最大級の空軍給油施設を備えるグアムのアンダーセン空軍基地(第13空軍司令部)には、B52爆撃機と空中給油機が配備されているが、さらに爆撃機や新型戦闘機の配備も検討されている。
■恐らく世間の皆様は
北韓が横田めぐみさんの物だとして提示した人骨がDNA鑑定によって別人と判断された上に
松木さんのも別人だった
というニュースに持ちきりでしょうが、しかし敢えて隙間を狙って今日のメインはこのニュースに。
本来潜水艦というのはその隠密性が命綱ですしその行動は国家機密とされています。
海上自衛隊の対潜水艦戦部隊であるP3C哨戒機の訓練でも潜水艦を「中立」状態-いわゆる撃沈状態、対潜哨戒部隊ではこう言うらしい-にできるのは非常に稀であるとされています。
海自の使っているディーゼルエンジンの「通常動力型」の場合は電池が切れれば、浮上するかシュノーケルで充電しなくてはいけない為そこが最も脆弱とされています。
しかし、原子力潜水艦の場合その必要性がないので一般的に隠密性は高いと言われていますが・・・
>米軍と自衛隊、海上保安庁は哨戒機や偵察衛星によって、帰港までの30日間余りに及ぶ行程のほとんどを追跡した、という。
この情報が正しければ中共の原潜の行動は見事に筒抜けでしたw
その上、朝日新聞の手によって
ものの見事に全面公開されましたw
我が軍の対潜水艦戦能力が高いのか中共海軍の潜水艦運用能力が低いのか判断に苦しみますねw
さて、そんな中・・・
中国海洋調査船、再び出現=沖ノ鳥島南方のEEZ内-防衛庁 12月8日1時1分 (時事通信)
7日午後8時ごろ、日本最南端の沖ノ鳥島の南約320キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国の海洋調査船「科学1号」(2579トン)が海中に音波を出しながら活動しているのを、海上自衛隊第1航空群(鹿児島・鹿屋基地)のP3C哨戒機が確認した。潜水艦の航行に必要な海域のデータを収集するため、海洋調査をしているとみられる。
11月に中国海軍の原子力潜水艦が日本領海を侵犯し、政府が海上警備行動を出したばかりで、中国政府の姿勢が問われそうだ。
■まぁ、反省もなんもしちゃいないって事ですね。
これが
中共の本性と言う事ですよ。
<陸上自衛隊>定数15万5000人で合意 12月9日1時10分 (毎日新聞)
新たな「防衛計画の大綱」で最大の焦点となっている陸上自衛隊の編成定数について、財務省と防衛庁は8日夜、15万5000人とすることで合意した。現大綱の16万人から5000人の削減となる。また、次期中期防衛力整備計画(05~09年度)で定める5年間の防衛費総額については、24兆2400億円で合意した。
■これだけを見れば定数削減の様に見えますがカラクリはこうです。
現在の防衛計画大綱での定数は常備自衛官が14万5000人、即応予備自衛官1万5000人の計16万人でしたが、定数と実数との間に充足率と呼ばれるギャップがあり、定数の約9割程度が実数となっていました。
つまり計画上は定数16万人でも実際の人員は15万4千人-定数の約96%、常備自衛官約14万7000人、即応予備自衛官約7000人-でした。
で、今回谷垣財務相と大野防衛庁長官が与党安保政策担当者を交えて協議した結果、この充足率制度を原則として廃止することが決まったそうで、結果ギャップのところを削って実際の員数に計画を合わせることでほぼ現状維持(常備自衛官+1000人)となりました。
・・・結局のところ、この騒動はなんだったんでしょうかね。
アナタヲ守リタイカラ
長射程ミサイル研究見送り 次期防、公明の反対に配慮 12月7日20時28分 (共同通信)
政府は7日、新防衛大綱と併せて10日に閣議決定する次期中期防衛力整備計画(次期防、2005-09年度)で、当初検討した長射程の対地精密誘導弾(ミサイル)技術研究の盛り込みを見送る方針を固めた。「専守防衛政策を逸脱する恐れがある」との公明党の反対に配慮した。
防衛庁は3日、与党に示した次期防の「概要」に長射程ミサイルの研究着手を明記したが、他国の弾道ミサイル発射基地を攻撃する「敵基地攻撃能力」の保有につながることから公明党が反対。
「島しょ部侵攻に対処するのが目的で射程は300キロ以内」との防衛庁の説明に対しても、与党から(1)自国に対地ミサイルを撃ち込むことになる(2)ミサイルの推進方式を改良すれば射程を伸ばすことは可能--などの疑念が相次いだ。
■いざというときの報復手段も持つことは許されないのですか・・・
<イラク派遣>1年間延長「基本計画変更」決定へ 臨時閣議 12月9日0時10分 (毎日新聞)
政府は9日午後の臨時閣議で、14日に期限が切れる自衛隊のイラク派遣を1年間延長する「基本計画の変更」を決定する。イラクの政治プロセスの進展などを見極めて「必要に応じ適切な措置を講じる」との項目を追加するものの、具体的な撤退の時期や手順は示さず、再延長の余地を残す。
政府は8日、基本計画の変更内容を自民党の外交・国防・内閣合同部会に提示。(1)イラクの復興支援に参加しなければ国際社会の信頼を得られない(2)自衛隊の活動は住民から高い評価を受けている(3)陸自の活動するサマワの治安情勢は予断を許さないが比較的安定し、安全確保に万全を期している――などとして派遣延長の了承を求めた。
自民、公明両党は9日、了承の党内手続きをとる予定。小泉純一郎首相は同日午後、公明党の神崎武法代表や民主党の岡田克也代表ら与野党党首と会談して派遣延長への理解を求めたうえで、安全保障会議と閣議で決定し、記者会見を開いて国民に説明する。
■まぁ分かりきっていたことですがようやく決まりました。
小泉首相の記者会見が楽しみですね。
さて、記事では
>イラクの政治プロセスの進展などを見極めて「必要に応じ適切な措置を講じる」との項目を追加する
これは恐らく現行法でも可能な治安維持任務-もしかすると選挙支援も?-についての含みだと思います。
後段の
>具体的な撤退の時期や手順は示さず、再延長の余地を残す。
については、個人的な意見では再延長はないと思います。
以前は書き切れませんでしたが撤退するカードとしては
・今月14日の特措法期限切れ
・来年1月30日の国民議会選挙実施後
・来年3月の蘭軍撤退
・来年末の新政権発足後
隊員に犠牲者が出たり、サマーワが戦闘地域と認定されれば別ですが、大まかに分けるとこの四枚のカードがある訳です。
既に上の三枚に関しては使わないことがハッキリしているので結局残るは最後のカードのみとなります。
まぁ
国連安保理決議1546に基づく多国籍軍は来年末までに新政権が発足し、イラクにおける政治的プロセスが完了した後に駐留期限が切れるとしていますから、そこで撤退するのが一番自然な形ではないでしょうかね。
イラク駐留部隊も・・・
<イラク派遣延長へ>給水活動縮小し雇用に重点へ 12月9日0時37分 (毎日新聞)
政府は9日、イラクへの自衛隊派遣の1年延長を閣議決定する。派遣隊員は3月下旬から給水、道路・学校補修、医療指導の活動を開始した。近い将来、給水任務は縮小し、補修事業は隊員自身が手がけることも検討されたが、現地業者の施工能力は高く、治安を安定させる効果を狙って業者を雇用することにしている。
■と、イラクの為に役に立とうと必死のようです。
いつの日か「ヤパーニ、ありがとう」と言われる日まで。
武器禁輸解除を見送り EU、中国が首脳会議 12月8日22時11分 (共同通信)
【ハーグ(オランダ)8日共同】欧州連合(EU)と中国は8日、オランダのハーグで首脳会議を行い、焦点の1989年の天安門事件以来約15年間、EUが続けている対中武器禁輸問題で、EU側は禁輸解除の決定を見送った。
だが、EUと中国は会議終了後に発表した共同声明で「EUは禁輸解除に向けた作業を継続するとの政治的意思を確認、中国側は肯定的なシグナルを歓迎した」と述べ、禁輸解除に向け、双方が前向きに取り組んでいくことで合意した。
会議には中国の温家宝首相、EUのバローゾ欧州委員長、オランダのバルケネンデ首相らが出席。軍縮や大量破壊兵器の不拡散を求めた国連安全保障理事会決議の実施などをうたった共同宣言に調印した。
■とりあえずは順子タン・・・(*^ー゚)b グッジョブ!!w